「少女」という形を纏った感情を - くじら便りvol.3

人間はさまざまな感情を抱き、
時にはその感情に支配されながら日々を生きる。

人間の感情がゆらめき、溢れ出す、その一瞬を
「少女」という存在を通して描きとめている。




上記は作家である青木香織さんの言葉です。

青木さんの描き出す少女たちは静かに、でも確かに、見る者の内面に潜り込んできます。
「ふわり」と風を感じさせるような感覚で心を吹き抜けていく少女たち。
その表情は少女らしく幼くも見え、ふっとした時には妙に大人びても見えます。
私たちのその時の感情にとても敏感なように、見る時見る時でその雰囲気は同じではないのです。
不思議ですよね、絵なのに。


青木さんは日本画作家ですが、今回のくじらのほねプレ企画にはドローイングで参加してくださりました。
描かれた時の作家の感情が顕になったかのような、ドローイングならではの線の勢いは日本画とはまた違った面白さがあります。
時に激しく、時に優しく、紙面上を踊った跡のように引かれた線は、その線そのものが青木さんの言う「少女」のようにすら感じさせます。
繊細で突発的で儚くでも力強く…
まるで私たちの生きる上でとりまく感情そのものではありませんか。

青木さんの描き出すどうしようもなく溢れ出て生まれた少女たち。
ぜひ会いにいらしてください。

企画画廊くじらのほね
店主A    未来子


*   *   *
青木 香織  Kaori Aoki

1995年 福井県にて生まれる
2018年 嵯峨美術大学芸術学部 卒業
2018年 嵯峨美術大学大学院 芸術研究科 芸術専攻 造形絵画 入学
現在在学中

【受賞歴】
2017年 第3回 石本正日本画大賞展(浜田市立石正美術館/島根) 【入選】
    (同18年 入選)
    第1回 京都学生アートオークション(京都芸術センター/京都) 【入選・落札】

2018年 第46回 嵯峨美術大学 卒業制作展(嵯峨美術大学/京都) 【大学賞・卒業生特
    別賞】

2019年 京都日本画新展2019(美術館「えき」KYOTO・
    ホテルグランヴィア京都/京都)  【入選】

    第37回 上野の森美術館大賞展(上野の森美術館/東京) 【入賞】


その他グループ展・アートイベントなどで精力的に活躍している。









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